活動レポート

2021/11/12ニュース

IBSA ブラインドサッカー欧州選手権2部で、IBF Foundationが初めて育成カテゴリーの競技会を支援しました

  • IBFF
イラスト:共通ビジョン

2021年9月下旬にルーマニアのブカレストで開催されたIBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟)ブラインドサッカー欧州選手権2部は、IBF Foundationにとって、新たな挑戦となりました。競技レベルが発展途上の国々を含みながら、2022年にイタリアで開催される欧州選手権1部の予選を兼ねたこの大会の質を高め、スポンサー活動の活性化も図りました。

IBF Foundationは、参天製薬株式会社が大会のスポンサーになることを支援しました。同社のロゴはサイドフェンスの4カ所と、インタビュー用のバックボードにも掲示されました。

新型コロナウイルスの影響で渡航などの制限がある中、スポンサー活動の活性化によって可能なことが限られていたのは事実です。しかし、そのような状況下でも、最善のアイデアを実行に移しました。大会主催者やルーマニアのブラインドサッカーチームとの関係構築のため、参天製薬のルーマニア・カントリーマネージャーを会場に招き入れました。また、急遽、表彰式でのプレゼンターもお願いしました。これが、参天製薬とルーマニアのブラインドサッカーとの関係を発展させるきっかけとなることを願っています。

また、全世界で4000人以上の従業員を抱える参天製薬の社内で、ブラインドサッカーや視覚障がい者への理解を促進することにも役立っています。

大会にはルーマニア、アルバニア、ギリシャ、ポーランドが参加し、4日間で8試合が行われました。全試合はIBSAのYouTubeチャンネルでライブ配信されました。前回大会では決勝戦のみ配信されたため、今回の支援で視聴機会が大幅に増えました。また、現地の放送スタッフのクオリティも高く、開幕戦は1800回以上視聴されました。

IBF FoundationがIBSAブラインドサッカーの大陸選手権を支援するのは、「IBSAブラインドサッカーアジア選手権2019」に続き2回目となります。ヨーロッパはもちろん、競技レベルが発展途上のカテゴリーでも支援できることを示しました。